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BLOG あんきブログ

地域に受け継がれる音。阿木の「安岐太鼓」と風神神社

お祭りで太鼓を敲く阿木太鼓保存会

はじめまして。阿木移住定住委員の早川です。
7月、8月はお祭りシーズンですね!
皆様は打ち上げ花火やバーベキューなど、ご家族で楽しまれましたでしょうか?
そんなお祭りに欠かせないものの一つに「太鼓」があります!

阿木に受け継がれる「安岐太鼓」


今回は私が所属している、安岐太鼓保存会についてご紹介させていただきます。

私は小学校5年生の時に太鼓に初めて触れました。
当時は曲を覚えるのに必死で楽しいとかそんな気持ちを味わえず終わった記憶があります。(笑)

風神神社の奉納太鼓として始まった安岐太鼓

安岐太鼓保存会は風神神社の奉納太鼓として発足したと聞いています。

我々の曲の中に登場する口上にも、

「美濃ノ国、風神神社奉納神楽、安岐太鼓。天の御柱、国の御柱の二柱の神をお祀りする風神神社。元和4年 再建の棟札あれど、いつから祀られたものかはさだかでない。毎年、厄日と定められたる二百十日。その前夜には、村人全て集まり。その年の五穀豊穣、風難防護の願いを込めて、若者たちは太鼓を打ち鳴らすのである。」

とあります。

さてさて、風神神社とは?
歴史ある風神神社について少しご説明いたします。

風の神様を祀る「風神神社」

風神神社


風神(かざかみ)神社は大気(空気)全体を支配する神様「風神(かぜかみ)様」を祀っている神社です。

ご祭神は
「シナツヒコノカミ(男神)」別名:天御柱命(アメノミハシラノミコト)
「シナツヒメノカミ(女神)」別名: 国御柱命(クニノミハシラノミコト)です。

創建時期は定かではありませんが、平安時代とも伝えられている神社で、平安から戦国の頃には霊場として自然発生的に祀られ始めたと考えられます。奈良生駒の龍田大社より分祀を受け、1618年6月に再建されました。

巨大な岩と「風窟」

岐阜県中津川市阿木を流れる阿木川の上流に位置し、樹木の鬱蒼と生え茂る山の中にあって、その場所に鎮座する巨大な巖石とその根本にある風穴を神が鎮まる場所として祀られてきました。

元々は山の麓にある長楽寺を前宮としてその奥の院として女人禁制の霊場と崇められてきましたが明治時代の神仏分離令発布に伴い、風神神社として今の形になりました。
神社の名前の通り、天候や災害を司る風の神を御祭神として、その神が鎮まる風窟を祀っています。

風を鎮め、豊作を願う「例大祭」

風神神社の例大祭は、毎年8月27日から9月1日頃(大祭は8月31日)に開催されます。
二百十日の厄日を前に風を鎮め、農作物の豊作や台風災厄除けを祈願する伝統神事です。

祭りの主な特徴日時: 毎年8月31日が大祭(例祭期間は5〜6日間、30日に前夜祭)風穴の開扉: 普段は閉じられている本殿裏の風穴をこの日だけ開き、御幣を納めてその年の台風や気候を占います。
奉納行事: 巫女による「浦安の舞」や「安岐太鼓」が奉納されます。

例大祭の様子
例大祭での阿木太鼓奉納の様子

例大祭に合わせ、前夜祭には保存会による奉納太鼓。
そして、大祭には地元小学生による「浦安の舞」、地元中学生による阿木中学校安岐太鼓クラブの奉納も行います。

風神神社とつながる「龍田大社」

さてさて、
風神神社の紹介の中に、奈良生駒の龍田大社より分祀を受け、1618年6月に再建されたとなる、「龍田大社」についてもご紹介させてください。

風の神様、始まりの神様を奉斎す。当社創祀に回帰すべく、意(こころ)して、参拝者の祈念に応え、個々の心の安定をはからしめ、渾然一体真の意(こころ)の形成に寄与し、以って大道泰平に貢献す。人は天地五行の気を禀(う)け、以って生を成すにより、一心自ら各々五気の徳備わり、五行の大過不及により五徳を発揮成す事能(あた)わざるに至る。然れば五行を以って大過成す人には之を抑え、不及成す人には之を助く事に努むる。

今から約2100年前、第十代・崇神天皇(すじんてんのう)の時代、国内に凶作や疫病が流行し騒然としているなか、天皇の御夢に大神様が現れ「吾が宮を朝日の日向かう処、夕日の日隠る処の龍田の立野の小野に定めまつりて…」という御神託を授けられました。その通りにお社を造営すると、作物は豊作、疫病は退散したと伝えられ、これが当社の創建とされています。

龍田大社に祀られる神様

天御柱大神(あめのみはしらのおおかみ)別名:志那都比古神(しなつひこのかみ)
国御柱大神(くにのみはしらのおおかみ)別名:志那都比売神(しなつひめのかみ)

龍田比古命(たつたひこのみこと)・龍田比売命(たつたひめのみこと)

「龍田」の地名は古く、初代神武天皇即位の頃までさかのぼり、龍田地区を守護されていた氏神様と伝えられる夫婦の神様です。

龍田大社

毎年7月には龍田大社 風鎮大祭が行われており、安岐太鼓保存会も奉納させていただいております。
ユーチューブにもアップされていますので、お時間がありましたら見ていただけると幸いです。

「あんき」の太鼓で、皆様に幸せを

そして何より。
安岐太鼓保存会は地名に縁ある「あんき」、皆々様に幸せを届ける太鼓として活動しております。

これからも和太鼓の音のように「ドン.ドン.ドン.ドン」皆様が幸せになりますように太鼓を打ち鳴らしてまいりますので阿木、地元伝統芸能「安岐太鼓保存会」をよろしくお願いいたします。

阿木太鼓保存会1
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